そう適当にあしらって飛鳥を送り出した。
よくあることだけれど、1人で食べる弁当はいつもより少し冷たく感じた。
―――――――……
「おかえり、飛鳥」
飛鳥が教室に戻ってきた。
「ああ、おう」
「告白された??」
「そうだけど断った」
「何で!?結構可愛いって有名なのに!」
「可愛いだろうが俺の好みと違ぇんだよ」
「飛鳥の??」
「俺にも好みくらいあるっつーの」
「飛鳥に…ねぇ…。
っあははははっっ!!」
「何笑ってんだよバカゆずか」
「バカは余計だバカ飛鳥。
いやあ、飛鳥に好みの女の子って…ちょっと笑える」
「……一回死ね」
「悪い悪い(笑)」

