「(よお)」

「き、貴様連合軍か…!」

「(意味わからんボケはやめろや。ウチがジャ〇プ派やと知っとるんか?ああん?)」

「……何言ってるかわからない」

「(死にさらせぇえぇええ!)」


り、琉さんっ!足を上げない!


「(くっ…、この姑がいなければ…!)」


誰が姑ですのっ!


「(ちゅーか、何でこいつにだけ言葉通じんねん!お姉さんは分かってくれたやん!)」


大人の事情、です…わ……。


「(……どないしたん?)」


い、いえ…、なんだか私、王子様を見ていると、無性に頬擦りしたくなりますの…。まるでシー先輩を見ているようですわ。


「(あかんッ!フェロモンッ!)」


もう、もう……、我慢できませんわっ。


「うひゃあぁあぁああ!」


「(ちょいちょいーっ!何抱き着いてんねん!)」


むふふ…、スリスリ。


「(ええー…、え、えー?)」

「ち、ちょっと!君、たすっ…、助け…ッ!」

「(お断りや)」


スリスリ。