屋上でお昼を食べた後はお昼寝。 俺らはフェンスに寄っかかる。 ぶつかる肩と肩。 二人きりの空間。 顔は赤い。 いつまで経っても、慣れない。 そこで触れる手と手。 自然と繋がる。 松山さんの方を向く。 松山さんも俺の方を見ていた。 「………ふふ」 君が笑う。 「………ははっ」 俺も笑う。 この言葉に出来ないぐらいの嬉しさを、君も味わっているだろうか。 もしそうなら、嬉しい。