何となくの1日が増えた。 何となく朝起きて 何となく仕事して 何となく帰って 何となく寝る。 充実感なんて得られなかった。 「野村、見ろよ!北斗七星だ」 なぜか俺の部屋にいる原和田が嬉しそうに言う。 北斗七星で喜ぶ大人初めて見た。 「……懐かしいな」 「は?」 北斗七星の何が懐かしいんだ。 そんなに深い思い出があるのか。 「見てるよ」 「は?」 やっぱりこいつ、変! キモいキモいキモい! 「何気持ち悪そうな顔してんだよ。野村が言ったんだろ」 「……は?俺?」