死神から話しかけられることなんて今までなかったんだ。 「たすけて…くれるの?」 「アァ。ダガ、オ前ノ生命力ガ必要ダ。」 「生命力…?」 「ソウダ。オ前ノ生命力ヲソイツニ分ケルンダ。ドウスル?」 俺は、迷わなかった。 「麻衣子を助けたい!」