逆ギレされた私は、
左之助君に言い返して
逆方向に速足で歩く。



「ちょっ!
待てって!!
おいっ!海陸っ!」



なっ!
なんで名前知ってんのよ!



「うるさいっ!
ついて来ないで!」



そんなやり取りを
しているうちに、
屯所を出て、
いつの間にか外にいた…。