「兄さん、兄さん!!!!」



山小屋に入ってきた妹を見て兄二人はぎょっとする。

ワケを話せば、兄二人は斧を持ち、剣を持った。


間もなく現れた蒼髭公は、血に飢え狂気に駆られた醜い獣と化し、いつの間にか地を掴んで走っていた。



「化け物め!!」