バンッ「お嬢様っ!!…ハァハァ…。」 ル「どうした!?マリア!!」 マ「ルイザ…お嬢様っ…。はっ…早くこの家を出てくださ…い゙っ!!」 俺はそう言った彼女の背中から 近寄り、首にバシッと衝撃を当てると同時に 左手の薬指にあった指輪を抜きとった、 すると… 「マリアッ!!」 さっき玄関先で見送りに来ていた少女だった。 俺はどーしても顔を見たくて 近付いた。 「おいお前!!何者だ!!」