「私も行く。私も一緒に連れてって。」 「ふっ…かしこましました。ルイザお嬢様。」 私の止まっていた時間が 動き出した。 未来なんて誰にも解らない。 ただ一歩踏み出せば 明日は変わるかもしれない。 私は知りたい。 この世界がどんなものなのか。 そして、私を助け出してくれた彼の事も…。