船着き場 公園と地続きの、桜咲く桟橋 老船頭を筆頭に、藍色の法被が 威勢の良いあいさつと頭を下げ 一列に並んだ 次々と降りて行く客を見送りながら 俺はまだ 座敷の中にいる 「 ――― 真木 大丈夫か? 」