昼休みからの
授業2時間、律は、
ずっと寝ていた。


きっとさっきの昼休みに
バスケをしていて
きっと疲れたんだと思う。


律は、私とは幼馴染みで
物心がつく前から
仲良しだったと
親から聞いていた。



スポーツが大好きで
小学校の頃は、サッカー。
中学校の頃は、バスケ。
現在高校では、バレー。

すべていい成績を納めていた。

小さい頃からそんな
律のことがスキだし、

大切な幼馴染み。


そう言うこともあって、
律に対するスキって思いは、
ずっと自分の心のなかに
とどめておいた。

今の関係を壊したく
なかったから…。

けど今になって
無理だと思った。


律に対する思いは、
日に日に増していって、
自分の気持ちを
押さえきれなくなってる。









――――ねぇ?律…
昔あなたが言ってたこと
あなたは、覚えてる?


私は、一度も忘れた
ことはないよ。――――