「さ、朔夜先生」
私の担当の先生、朔夜先生がいた。
にこにこしているのが怖い。
「外にいたんだね。しかも森の中に」
「ご、ごめんなさい。どうしても、外を見たかったんです…」
「謝らなくていいよ。0時~2時だったら誰も来ないから気をつけていきなよ」
こっそりとね。
といたずらっぽく笑って出て行った。
「……へっ?」
なんで…? 普通はだめって言うんじゃ…
今の時刻は4時ぐらい。ずっと先生はここにいたのかな…
「まぁ、いいや。寝よう」
ベッドに潜り込んで目を閉じた。
てか、何で森にいたのわかったんだろう。
いろんな疑問が浮かび上がりながら寝た。

