もっと元気があれば… なんて言ったら、柚菜は赤い顔して怒るだろうな。 想像して、笑ってしまった。 それでもとなりにいる柚菜は幸せそうで… 笑った柚菜は近くにいたはずなのに、いつのまにか遠くにいる。 手を伸ばしても届かない。 どんどんはなれてく。 遠くで、いっしょに話しているのはだれだよ。 「柚菜っ!」 「え?」 本物? 俺は柚菜の腕をつかんでいた。 柚菜が持っている花が落ちた。