今日もあたしの予定は空いている。 梓くんとも約束していたような。 でも、今日はそんな気分じゃないわ。 梓くんといても、笑えないと思う。 あたしが電話をしなければ、会うってのはなくなる。 電話するの、今日はよそうかしら…。 と、思っていたのに、珍しく梓くんからの着信。 『もしもし』 「どうしたの。梓くんからなんて、珍しい」 さっきは、笑えないと思ったけど。 そんなことないわ。 やっぱり、梓くんは元気をくれる。