左の薬指の指輪の交換で、証しができた。 「伸、仕事だよっ」 「ん~…あと、ちょっと」 「だめっ!」 柚菜といっしょのダブルベッドのフトンをはがされる。 俺より先に起きれるって、すげーな。 「次期社長、今日もがんばってくださいね」 俺は今、次期社長として親父のもとで修行中。 柚菜は学校で取得した調理師の資格の腕をぞんぶんに俺にふるってくれる。 調理師の資格は俺に料理を食べさせてあげたいから。 そんな柚菜らしい理由。 柚菜は専業主婦。