―華桜―




そんな中、石榴の総長らしき人物が声を張り上げ、こう、言ってきた――。



「上等じゃねぇか。世直しだかなんだか知らねぇけど、おめぇらはたった3人、俺らは100人近くいるんだ。負けるはずはねぇ…。いくぞ!!てめぇら!!」



戦闘開始――。



ソイツの言葉を待っていたかのように、石榴の連中はたばになってこっちに襲いかかってくる――。



隙、ありすぎでしょ――。



「隙、みーっけ!」