「充は残って留守番しててくれ。いない間のことは任したから…。」 コクッと顎を軽くひき、頷く仕草を見せる充――。 「後の幹部は皆、石榴に乗り込むぞ。」 要と慧はすでに、パーカーを着込み出る準備を整えている――。 「じゃぁ、行ってくる――。」