「…いくぞ。今石榴のやつらはどこにいる?」 私が声を掛けたときにはすでに充は調べていた――。 「…石榴の倉庫…、ここから数分の所にある…。」 あの倉庫か……………。 「よし、行くぞ。」 目立たないような、地味なジャージの袖に腕を通す――。