そして学校を出て歩いていると後ろから


『ねぇ!梨々ちゃんだよね?』

知らない中学生に話し掛けられた。

「誰ですかぁ?」


『俺は浅野優だよっ!』


「浅野優…?」


『梨々ちゃんと同じクラスの浅野陽希の兄貴だよっ!』


「あぁ!陽希君のお兄ちゃんですか!?」


『うんっ!』


「…でもあたしに何の用が?」