緑色【短編】




外で
話しているから
暗くて
お互いの顏は
分からない。


だから
あたしの顔が
赤いのは
分からない。


「龍騎君の
ほうこそ、
いるでしょ、彼女?」


「俺?」


自分で聞いたのに
後で、
後悔。

いるって
知りたくない。


「いないけど。」