秘密の恋

あたしの中から何かが吹き出てもおかしくないと思った。

うん。もう・・・いいよね?

未だに笑い転げている桜の後ろに仁王立ちになった。

「さ・く・らぁ~・・・」


「あははははッ・・・。ぅん?」



「・・・・・・さくらくん♪」


「・・・・・・・・ぅげ」


にこっと笑ったあたし。

しまった。というように顔を歪ませる紅輝。





その後、大声を出して
ママと武さんに見つかってしまったことは言うまでもない。
・・・・・・・かな?