秘密の恋

「何でって・・・親父の都合で?」

「・・・じゃなくて、どうしてあたしの
家の前に居るの?って聞いてんだけど」


「うわっ。急に怒んなって。つーかぁ・・・
ここお前ん家?」


「ん・・・。そうだけど?」


「へぇ・・・。そうなんだー・・・」


?どうしたんだろ。
急に意味深な笑い浮かべちゃって・・・。
まぁ、いいや。


「べつにあんた、ずっとここに
いてもいいけど」


「?どういう意味だよ。」


「ぇ?分かんない?凍えて心臓止まれば
学校来ないかなと思って♪」


「おいおいおい!そういうこというなよぉ~。
凍え死にはしないだろさすがに・・・」


「うん、どーでもいいかなー。
じゃ、あたし行くから。
じゃぁね。ばいばい」

「は?こんな朝早くにどこ行くんだよ?
学校なんてまだ開いてないだろ」