学校行くと決めた前日に担任から電話がかかってきたから、行きざるを得なかった・・・

学校着いてから、夏希に捕まえられて
「・・・千歳ちょっと来て」
腕を思いっきり引っ張られて連れて行かれた場所は、体育館裏
「夏希、何?」
フッとわらったと思ったら
「昨日ね?隼人が、『俺がやっぱり好きなのは夏希じゃなくて、千歳なんだ』って言ってきたの。ケンカになって別れた・・・。隼人に何吹き込んだの?隣だからって調子乗らないでくれる?隼人に好かれてるからといって、調子乗ったらただじゃおかないってわかってる?」
夏希がすごい剣幕で怒ってくる・・・ってか箕沢君、私のこと好きだったの・・・?
「何もたぶらかしてないけど?被害妄想やめてくれる?」
パシン。って音がしたと思ったら私は頬を殴られて、倒れてた
「は?!隼人と両思いだからってその言い方なくない?私と隼人は、あんたのせいで別れる羽目になったんだよ!?千歳、あんたとはもう絶交だから」
はい???意味不明・・・
とおもったら夏希は勝手に怒って勝手にどっか言ってしまった

私は授業受ける気力もなく、次の授業はサボった
お昼食べに教室に戻る
「あ、千歳、おかえり。あんた、夏希とケンカしたでしょ?」
と心配して聞いてきたのは里奈
「向こうが勝手にキレたんだよ・・・私が知ったことじゃない」
開き直って、痛い視線を感じると思ったら、夏希が睨んでた
「夏希なんかほっといて、ご飯たべよ」
と里奈とご飯を食べた
話は他愛のないこと。結局、席近いし心配だからということで、亜弥は夏希とご飯を食べてるし、逆に翼と箕沢君は二人でどこかへ行ってしまっていた

ある日ー
「ちょちょちょちょ・・・夏希さ、千歳と絶交して以来、ずっと千歳の悪口ばっかなんだけど、気悪いわ・・・」
亜弥ももうおてあげということでこっちに逃げた
帰りはもう、いつものメンバーじゃなくて、夏希をのぞく4人で帰るようになった
そして夏休みを迎えるまでに夏希は学校をやめた