亜弥と里奈と他に谷村夏希と友達になって、翼も入れて四人で行動するようになった
ある日ー
「俺さ、どう見てもハーレムじゃんっ!」
今更かよ…
「確かに男の友達、翼じゃ飽きた~」
と里奈
「じゃあさじゃあさ、わ…私…箕沢君としゃ…しゃべってみたいんだけど」
思いきっていってみた
「よし、じゃあ翼!箕沢のとこ行け!」
と強引に夏希が行かせようとする
「はいはい…箕沢~!」
そんな適当に呼ばなくても
「何?」
箕沢君…俯いてしまった…翼と箕沢君はもう打ち解けて笑いあってるし
「あれ?君ってうちのみかん畑の向こうのえっと…天野さんだよね?」
箕沢君に覚えててくれてた…
「あ、うん。天野千歳。覚えててくれてたんだ…」
忘れられてるとばかり思ってた…嬉しい…
「ちっちゃい時あんなに遊んでたもんな。喧嘩してから、千歳が自然と離れていって、中学別れるしで」
たしかに、その通りなんだけど…
「えっそこまで」
当たり前じゃんって笑われて、フッフッフと笑いながら
「千歳、ちょっとおいで」
と夏希と亜弥に廊下連れていかれた
「えっ何?」
夏希が真剣な顔して
「千歳さ、箕沢君のこと好きでしょ?」
ギクっ・・・図星
「え?図星?!」
なんでこんなに亜弥びっくりしてるんだろう・・・
「え?そうだけど・・・なんで亜弥びっくりしてるの?」
夏希がはぁーあとため息ついて
「箕沢と私、同じ中学だったの。・・・私たち付き合ってるの」
え?!あ、そいえば・・・夏希と箕沢君同じ中学だった・・・
「だから、とらないでね♪」
うわ・・・よくあるパターン・・・
「う・・・うん」
夏希の笑みが怖い・・・