朝、耀太に会っても目を剃らしてしまった。耀太も私を避けるように横を通りすぎた。 もう耀太と話すことはないのかな? もう耀太と呼べないのかな? 耀太にチョコ渡せないのかな? 耀太との関係と引き換えに私は斎籐くんと付き合ってしまった。 斎籐くんは積極的に私のところに来た。当然、サッカー部の斎籐くんと付き合ってると耀太と嫌でも顔を合わせてしまう。 「ヒューヒュー」サッカー部のみんなにからかわれながら私と斎籐くんは2人で帰ろうとした。