「こっからは俺、入れないから」 って淳也くんは扉を開けてくれるだけだった。 ・・・・ どうしようドキドキする。 「あぁーあこちゃん来たー!!」 ・・・・ハッ りすさんの声!!!! 『りっリスさーん!!♪』 きゃっきゃっと手を握りあう。 ・・・・はしゃいでる場合じゃない。しかも淳也くんにお弁当預けたままだ。 そして淳也くんにお弁当を受け取り、良く見ると怖いお兄さん達の沢山いる屋上。 そして一番奥に居る、彼の所に足を進めた。