出口に通ずる病院の廊下を歩きながら、私は思った。 珍しく、島川先生が長々と語っていた。 先生…、毎週あんな短い間に、私のことよく見てる…。 梓さんも島川先生も、本気で私のことを心配してくれてるって感じた。 早く元気にならなきゃ…。