記憶の向こう側




「気持ちええなあー」




私の胸が、太い指先で引っかき回される。




そして、おじさんの嬉しそうな声と吐息の音だけが、静かな休憩所に響いた。





あまりの恐怖に、涙が出てきそうになった。




やだ…

やだよ…。




私…、このままヤられるの?