記憶の向こう側





これから、親に何を言われるか分からない。




だけど二人でこれから生きていくと決めた、私と敬太。






「絶対、誰よりも幸せになる」






私は病院の玄関から大きく手を振る3人と、タクシーの窓から見える青い空に強く誓った。