記憶の向こう側





外に出ると、辺りは暗くなり始めていた。





「今日はどこに行くの?」




またファミレスかな…



なんて思いながら勇樹に質問したけど、勇樹の答えは私の予想とは違うものだった。




「ん?俺の仕事場。」



「え…?」




勇樹の仕事場…って、仕出し屋さん??





「俺がうまいもん食べさせてやるよ。」




楽しそうな笑顔でそう言った勇樹は、私の分からない細い路地へと入っていった。