彼と私の特等席




小さい窓から外を見ると、そこには木村くんがいた。



イヤフォンを耳に付けて、家の壁に寄り掛かっていた。



「お父さんにバレたら大変よ?」



いつの間にかお母さんが後ろに立っていた。



「そんなんじゃないから!」