彼と私の特等席




その風とカーテンのおかげでバレずに済んだ。



風が止む前に、勇人がそっと離れた。



目を開けると勇人はいつもと同じような笑顔だった。



「バレずに済んだな☆」

「うん!」



そう言って、また一緒に笑った。