彼と私の特等席




「じゃあ、もう大丈夫だな。」



そっと手が離れた。



この温もりのおかげで安心して眠れた。



優しい温もり。



その温もりがだんだん消えていくのが寂しい。



あたしは左手を右手で包み込んだ。