彼と私の特等席




「イタッ!」

「だから触るなって言っただろ?ほら、傷見せてみろよ。」



人差し指に赤い線が入った。



勇人に触れられる前に、あたしは手を引っ込めた。



「だ、大丈夫!」

「大丈夫じゃないだろ?絆創膏貼ってやるよ。」