彼と私の特等席




「ごめん…。」

「なに謝ってんだよ。ほら、行くぞ。」

「うん…。」



階段を先に登っていく勇人の背中。



すごく大きくて、強そうで。



でも、どこか弱いような。



そんな背中だった。