麻美とは1時に待ち合わせをしている。



不安はまだ全然消えてない。竜貴に相談しようかなと何回も思ったけどタイミングがなくて言ってない。



1時になる30分前に家を出た。


「お嬢様、今日は友達の麻美さんが来るのですよね。」



玄関先に居た翔がニッコリと嬉しそうに尋ねて来た。



「うん・・・」




昨日、翔は家に友達を連れて来ると言ったら嬉しそうに・・・そして驚いていた。