そんな顔されたら困るよ・・・ 麻美からは何度か家に行っても良い?と聞かれていた。 そしてその度に何か理由を探しては断り続けていた。 あ、別荘! 別荘なら普通の家っぽいかな? でも、よく考えれば県外にある。 もう麻美には本当の事を言わないといけないよね・・・。 「うん、良いよ!」 不安を悟られないように笑顔で言ってみせた・・・本当は動揺しまくりで戸惑っている。