「竜貴、顔が真っ赤だよ?」
落ちた携帯を拾って笑いながら言うと竜貴が顔を急いで隠した。そんな仕草さえも竜貴らしくて・・・大好きなんだ。
「春陽も顔が真っ赤だから・・・!」
そう言われて頬に触れてみる。確かに、ほんのり熱くなっていた。
やっぱりまだキスは慣れないや。
それに今回のキスは今までにない甘すぎるキスだったらから。
いつもより、竜貴の愛を感じられたと思うよ。
こんな最高で、とびきり甘い愛をありがとう。
「ねぇ竜貴・・・私の、お願い聞いてくれる?」
そう言って大胆に私から抱きついた。
この時は恥ずかしさよりも体が勝手に動いたんだ。


