とぼとぼと一人で帰る家へと続く道は、いつもよりも長く感じる。 あまり目立つ所に建っていないので近所で「お金持ちがいる」なんて噂はたたなくて唯一の救い。 近所の噂というのは次から次へと広がって学校の皆に聞かれたら、私の事がバレちゃう。 あまり目立つ事が好きではないお父さんが、ここに建てると選んだんだ。 私は携帯が落ちていないか地面を注意さながら歩く。 心当たりがある場所を探した。だけど見つからない携帯。不安はどんどん大きくなっていく。 学校に置いたまんまだったら、どうしよう・・・