お嬢様の恋愛事情




俺は用意された洗面台に行き冷たい水で顔を軽く洗った。



まったく個人の洗面台があるとか金有りすぎだなと思いながらも少し憧れてる自分。




朝食が用意されてる部屋に着くと春陽が珍しく早起きをしていた。



「春陽、早くないか?」




そう聞くとニコッと笑って答えた春陽。



「うん!今日はお母さん達が帰ってくるから。」



その笑顔は本当に嬉しさが溢れ出ていると言っても過言ではない。