夕飯を食べて、お風呂に入ってもうすぐ寝ようとしている時。 ガチャと静かにドアが開いた。 いつもならノックしてドアが開くけど何故か突然開いたから驚いた。 「あ、申し訳ありません。ノックもなしに入ってしまって・・・。」 ドアの前には翔さん。 ノックしてなかった事を本当に申し訳なさそうに謝る。 「全然良いですから!」 ここは春陽の家だぞ。 それに翔さんも住み込みの執事さんだ。 俺がノックしろだなんて言える立場じゃない。