お嬢様の恋愛事情




春陽と俺はマックに入った。
注文して空いている席に座る。



春陽は楽しそうに周りを見渡している。



そんなに珍しそうに見なくても良いのに・・・。



「何かあったの?」



そう聞くと春陽は笑って「ううん!マックとか久しぶりだなって。」と言った。




えっ・・・。マジかよ。



ほぼ毎日のペースで和哉と来てた俺って・・・。




「あんまマック来ないの?モス派?」



しょうもない質問をする俺。
ポテトを一つ口へと放り込む。