さすがに抱きしめた事とかは話さなかった。 コイツに話したら絶対からかわれる。なんて思ったからだ・・・。 話し終えた後、和哉は満足したように「マジで良かったな!」と言って肩をポンポンと叩いてきた。 放課後には春陽と一緒に帰る。だって一応、泊まってるんだし、それに彼女だし・・・。 春陽が「彼女」と言う事が何だか慣れなくて自分で「彼女」なんて言うとバカみたいに顔が熱くなる。