授業が終わり、ちょっと春陽に話しかけようと思ったら和哉に腕を掴まれた。
「なんだよ。」
「竜貴〜教えろよ!」
冷たく言ったつもりが、まったくお構い無しにニヤニヤしている和哉。
何だかんだ言っても和哉は俺の恋を応援してくれていたし、協力だってしてくれた。
だから初めから報告するつもりだった。だけど、いざ聞かれると恥ずかしくなってさ・・・。
和哉に昨日の出来事を淡々に話し出した。恥ずかしさを隠すためだ。
和哉は所々オーバーなリアクションを交えては俺の話しをニヤニヤしながら聞いていた。
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