『マジで!金持ち?!』 『あたし黒い高そうな車から降りて来るの見た!』 『俺も!執事みたいな男もいた!』 楽しそうに次から次へと言うクラスメイト達。 『てか何で竜貴が・・・?!』 一人が言うと皆の顔はハッとして視線は私達の手に移された。 私達は手を繋いでたんだった。 そう思った時はもう遅かった。