そんな事を思っているけどやっぱり着いてしまった学校。 グラウンドで体育をしている生徒の視線が痛い。 でもギュッと目をつむり耐えた。 「大丈夫か?」 そんな私を見て心配に思ったのか不安そうに顔を覗き込んでくる竜貴。 「うん・・・大丈夫!」 なんて笑ったものの内心は不安でいっぱいだ。 たぶん笑顔も引きつっていると思う。