お嬢様の恋愛事情





「何してたんですか2人して・・・もう遅刻ですね。」



ミラー越しに私達を見て話す翔。



「春陽、バレてもいいのか?」



竜貴は私をジッと見て心配そうに尋ねて来る。




「うん、もう仕方ないよ・・・それに、いつかはバレる事だもん。」



私は凄く成長した言葉を竜貴に言って見せた。

前はバレるのが、あんなに嫌だと言っていたのに・・・。