でも昨日の事が夢のように思える。竜貴から告白されて抱きつかれて、下の名前で呼ばれて。 しかも3泊4日であたしの家に泊まってる・・・。 どれもこれもが夢みたいで実感がわかない。 朝食を食べ終わり自分の部屋で制服に着替え学校に行く準備をした。 強くドアが叩かれる。 「春陽!学校完全遅刻だぞ!」 竜貴の声で近くの時計をとっさに見る。 時間は、大幅に過ぎていた。 今から急いでも、もう遅刻だ・・・。