ふいに顔が赤くなる。 よく考えれば私は竜貴に告白されたんだよね・・・? 「・・・如月、返事考えといて」 そう言って真っ赤な顔の竜貴は立ち上がり部屋から出て行こうとしていた。 待って― それでいいの? 私も竜貴に気持ちを伝えなきゃ。 今しかないこのチャンス。 今度、改めて言うなんて無理だよ。今、言わないと・・・! ・・・私も竜貴が好きだよ。 それを言葉にするんだ。 本当に好きなんだ・・・。