「宿研だってよ~!!」



川ちゃんがいなくなると



前の席の玲美と隼は同時に後ろを見た。



「めんどい...」



佐久間君はそうつぶやいた。


「あぁ!?もちろんいくだろ~な?裕太」


「は?いかねーし」



えぇっ....佐久間君行かないの...?


ちょっとショックだな。


「ふっそんなの俺様が許さねぇー」

しかし隼はそういうと悪の笑みを浮かべた。

「んでお前の言うとおりにしなきゃいけねんだよ」


佐久間くんも反論した。


まぁ普通だよね(笑)


すると隼はわざとらしく口を開けた。


「ふぅ~ん裕太君!?あのこといっちゃいますね~」


「ちょっやめろ!!」


すると玲美も身を乗り出した。


「えっ『あのこと』って何々!???」


「あのこととはですねぇ~ううたあぁっ」


でも隼が言い終わる前に佐久間君は隼の口をおさえ


「行くから!」

と言った。


っなんでこんなに言うこと聞くんだろう....


不思議だなぁ...

「よしっokだな?んなら準備は早い!かえろ~ぜ」


隼はそういい自分のかばんと佐久間君の鞄を両手に立ち上がった。




すると玲美も立った。


「あっ私、持ち物とか買わなきゃ!」


「おぉそうか!」


「うんっだから帰ってて?」


「ん~ok]


そういうと隼は嫌がる佐久間君の腕に手を絡ませ



歌いながらいなくなった。



「玲美....なんか買うの?」